家を片付けたいなら心理学が役立つ
- sove231
- May 3, 2016
- 2 min read

人は家にあるすべての物に大なり小なりさまざまな思い入れがあり、「使っていないけど捨てられない」と思う心があります。だから、それらを片づける必要が生じたら、まず心を整理して臨まなければなりません。自分を動かすのは自分の心次第だからです。「『2年間、着ていない服は手放しましょう』『使っていない物は手放しましょう』といった片づけの方法論やテクニックがありますが、実際にそれを行動に移せる人は意外と少ないんです。本当に心が望んでいなければ、片づけられないのは当然のことなのです」
心の整理方法を学ぶために出合ったのは「心理学」でした。心理学は人が社会生活を送るうえで問題があった際に活用できる心理学のことです。
では、心理学で心を整理するには、どう考えれば良いのでしょうか。一般的に、物事は「原因論」(物事には原因があるから今の結果があるという考え)で見ることが多いのですが、アドラー心理学では「目的論」で考えるそうです。
人がある行動をしたのは「そうすることが自分のためになる」と判断したためで、「自分のためになること」こそがその人の「目的」だと考えます。だから、片づかないのは「片づかないでいるほうが自分のためになる」と判断したから、ということになります。
つまり、「今の状態でいるのは、目的がそうさせているから」です。
例えば、「淋しいから心に空いた穴を物で埋める」という目的を無意識のうちに持っている場合、心では「物が多いことが自分のためになる。片づかないほうが都合が良い」と判断して、片づけを行動に移せないでいるのです。ほかにも、無意識のうちに持っている「目的」を見てみましょう。
「時間がないから片づかない」
時間がないことに責任を転嫁しておけば、自分が片づけ下手だと認めなくて済み、部屋を片づける努力をせずに済むため、時間がないほうが自分にとって都合が良いととらえています。
「物がかわいそうだから捨てられない」
そう言うことで自分も周囲も納得するので、片づけられないことに対して言い訳ができて都合が良いのです。
「捨てたいのに捨てられない」
捨てないと決めたり、捨てようとしていないほうが、都合が良いのです。
以上の事を頭に入れ行動して見てはどうでしょうか?






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